腰痛と筋肉の関係

腰痛が起こり安い筋肉を4つご紹介します。

あなたが今痛みを感じている腰痛の部分と合わせてみてください。大体どの筋肉が痛んでいるか見当が付くと思います。

①脊柱起立筋

脊柱起立筋分かりやすく言うと背骨の脇にある背筋が痛んでいます。背骨の脇には『腸肋筋』『最長筋』という2本の太い『脊柱起立筋』があります。歩行や立位などで脊柱をを立て姿勢を維持し、背中を反らして伸びをする時にも使います。


この筋肉に問題が起こると次のような事がよく起こります。

☑ 重いものを持ち上げられない。

☑ 靴下がはきにくい

☑ 体が前に曲がらない

☑ 猫背になる

☑ 朝起きる時背中が痛い

☑ 背筋が真っすぐならない

☑ 腰が曲がる


このような症状はこの『脊柱起立筋』が硬くなって起こっているケースがほとんどです。


背骨や背骨に沿って痛みが起こります。

②多裂筋1

多裂筋1この筋肉は背骨にくっついていて、立位や座位で脊柱を正し、姿勢を維持するときに使います。この筋肉に問題があると写真のように背骨のすぐ脇に痛みが見つかります。


また背骨にくっついているので、押圧すると背骨が痛いと勘違いすることもよくあります。骨そのものには神経がないので、医学的に痛みが起こるとは考えられません。ほとんどはこの多裂筋に問題が起こっています。


②多裂筋2

多裂筋2「ヘルニア」「脊柱間狭窄症」「すべり症」など検査で骨に異常があると診断された場合も、実は多裂筋の問題である可能性が非常に高いです。筋肉はレントゲンやMRIに写らないので、整形外科に行くと全部骨の問題になってしまいます。でも検査は一応受けた方がいいと思います。


写真の場合も病院での診断は「ヘルニア」でした。確かに脊椎の周辺に痛みがあるので「もしかしたらヘルニアかも知れない」と思いましたが、実際は2回の施術で痛みが消えてしまいました。この方法で骨の状態を改善することはできませんから、実際に悪かったのは『多裂筋』だったことになります。


来院される方のほとんどは、病院で「ヘルニア」「脊柱間狭窄症」「すべり症」「坐骨神経痛」など骨に異常ありと診断されています。レントゲンの結果ですからそれは間違いありません。しかしそれが必ずしも痛みの原因とは言えないようです。


これまで何千人の施術してきましたが、98%の確率で病院の診断とは関係なく痛みが消えています。


腰骨に沿って痛みが起こります。

③腸骨筋

腸骨筋激痛が起こる訳でもないので本人は案外気が付かないでいることも多いのですが、骨盤に沿ってお尻から陰部近くまでずっと痛みが続いているケースがかなりあります。骨盤に沿って押圧するとかなりの激痛を感じます。


これは骨盤を支えている『腸骨筋』という筋肉に問題が起こっています。『腸骨筋』は足を踏み出すときに太ももを持ち上げる、歩く、走る、階段を登るなどの時に使います。


ですから『腸骨筋』が痛んでいると次のような症状が現れます。

1)長く歩けない

2)足が重い

3)よくつまずく

4)足が手前にこないので靴下がはきにくい

5)脇腹に痛み感じる


ここを施術すると、急に足が軽くなり、靴下も自然に履けるようになるので、皆ビックリします。


臀部(お尻)にもよく痛みが起こります。

④回旋筋

回旋筋③の『腸骨筋』が痛んでいると、ほとんど間違いなくお尻にも痛みが見つかります。お尻には『大殿筋』という大きな筋肉がありますが、その奥に『小殿筋』『梨状筋』『内閉鎖筋」などの筋肉が足の大腿骨にくっついています。ほとんどの場合そこに問題があります。(写真参考)


それだけで終わりません。


太ももの外側筋肉も広範囲に痛んでいるケースがたくさんあります。歩くのに必要な筋肉が皆痛んでいるために、長い時間歩けなかったり、歩く姿勢がどうしても不自然になります。


この辺の問題は中々自分で見つけられないので、一度相談頂いた方がいいと思います。そのまま我慢し続けると、どうにもならない状態に行きつきます。



以上、腰痛に多いパターンをご紹介しました。腰痛の80%はこの中のどれかが原因している可能性が高いので、参考にしていただければ幸いです。